MMS(モービルマッピングシステム)とは
走行しながら建物・道路の形状・標識・ガードレール路面文字・マンホール等の道路周辺の3次元位置情報を
高精度で効率的に取得することを可能にした、移動式高精度3次元計測システムです。
![測量級の高精度](https://sineisokki.mie.jp/wp/wp-content/themes/temp_shinei/images/mms/mms01.png)
測量級の高精度
衛星可視状態において、絶対精度10cm(1σ)以内、相対精度1cm(1σ)以内を実現し ておりますので、 1/500の地図を作成できる精度を有しています。
公共測量作業規程の準則17条(豊中市様、高槻市様、神戸市様、上郡町様等)の実績もあり、公共測量にも認められた実績が多数あります。
効率的な運用が可能
計測、後処理共に専門的な知識無く運用可能です。計測時は、衛星不可視誤差を予測 してモニタ表示するので、衛星可視場所に移動してモニタを見ながらFIXするまで待 つなど、適切な処置を施すことができます。
長距離計測も効率的
面補正パラメータによるGPS補正(FKP方式)により、長距離の走行においても安定した精度が得られます。
GPS補正とは
![GPS補正とは](https://sineisokki.mie.jp/wp/wp-content/themes/temp_shinei/images/mms/mms02.png)
GPS測位では自然現象等により測位誤差が生じます。全国に配置された電子基準点データを用いてGPS測位データを補正することにより、正確な位置情報を得ることが出来ます。MMSでは測位誤差を広範囲にわたり均一に補正できるFKP方式を採用することで、高精度GPS測位を実現しております。
後処理ソフトに含まれる『基準点またぎ機能』を利用することにより、電子基準点位置を意識することなく、連続して計測が可能です。
弊社のMMSサービス
三重県で初めてMMSを導入
新規MMSとして「ライカ Pegasus Two Ultimate」を導入いたしました。
「三菱 K-320」と2台体制で計測しております。
弊社は測量業登録しておりませんので、お気軽にお問い合せください。
技術アドバイザーとし、協力会社に空間情報統括管理技術者が在籍しております。
三重県から全国へ出張計測もいたします。
各分野で利用できるMMSの成果データ
建設コンサルタント/測量業界での活用
![測量級の高精度](https://sineisokki.mie.jp/wp/wp-content/themes/temp_shinei/images/mms/mms03.png)
トンネル調査(変位調査等)
轍調査(路面調査)
道路平面図作成
シミュレーション
看板・標識調査
アセットマネジメント
災害状況調査
建設業界での活用
オーバーレイでの利用提案
情報化施工
3次元地形データ収集
道路工事前後の現況調査
トンネル調査(変位調査等)
住民説明用3次元CG生成
地図業界での活用
![地図業界での活用](https://sineisokki.mie.jp/wp/wp-content/themes/temp_shinei/images/mms/mms17.png)
絶対座標による地物データ収集
白線認識
道地物認識
高精度3D-GISベースマップ
インフラ業界および工場施設関連での活用
工場内施設管理
工場内施設管理
設備管理
電柱/電線調査
電柱/電線調査
設備管理
自動車業界でのご利用分野
車両運動モデルにおけるバーチャル実証試験用3次元リアル道路データを取得
![自動車業界でのご利用分野](https://sineisokki.mie.jp/wp/wp-content/themes/temp_shinei/images/mms/mms29.png)
走行するだけで、リアル高精度3次元道路データを取得します。
走行軌跡上のデータを取得でき、車線変更やUターン時の路面性状まで正確にシミュレーション可能になります。
走行後の道路データより以下のデータをご提供します。
時間
速度
距離
曲率情報
勾配
高さ
データピッチは、m単位、cm単位等、自由指定が可能です。
またピッチ毎の横断勾配も提供可能です。
NETIS(新技術情報提供システム)
NETISとは
![NETIS(新技術情報提供システム)](https://sineisokki.mie.jp/wp/wp-content/themes/temp_shinei/images/mms/mms39.png)
NETIS(新技術情報提供システム)とは、民間企業等により開発された新技 術に係る情報を共有及び提供するためのデータベースで、国土交通省によって 運営されNew Technology Information System の頭文字をとり、ネティスと呼ば れています。
国土交通省が取り組んでいる「公共工事等における技術活用システム」 の中核として平成10 年度より整備されており、運営の目的として、優れた技 術を持つ企業をサポートし、更なる新技術開発を促進する事が挙げられます。
その為に分類された新技術に係る情報を、全国の地方整備局や工事事務所で共 有し、優れた技術に関しては、国や地方自治体が行う公共事業全般に積極的に 利用されています。
平成13 年度からはインターネット上で一般に公開されて おり、法人個人を問わず誰でも自由に閲覧可能となっています。
また個々のNETIS 登録技術は、登録整備局等識別記号,登録年度番号,受付番 号,情報種別記号の順に構成された登録番号を持っており、 なかでも情報種 別番号は特定の条件が満たされた後、既存の登録番号の末尾に付与されるもの ですが、それぞれ以下の様になっています。
MMSのNETIS登録について
MMSは国土交通省の新技術情報提供システム(New Tech-nology Information System:NETIS)に登録されています。
詳細な登録情報はNETISのWEBサイトにて検索することができます。
副題 | 車両で走行しながら周辺空間の三次元計測を行うシステム |
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分類1 | 分類2 |
分類2 | 災害対策機械 |
分類3 | 電気通信設備 – 電子応用設備 – 河川情報設備 – その他 |
分類4 | 電気通信設備 – 電子応用設備 – 管理用カメラ、センサー設備 – センサー |
分類5 | ITS関連技術 – 道路管理の効率化 |